またWinnyで個人情報流出…

またウィニー…巡査のＰＣから個人情報流出
まったく、こういう人たちは「自分だけは大丈夫」とか思っているのでしょうね。
公務員とか大手企業とかだからニュースになるけど、ニュースになっていない同様の事件はたくさんあるのでしょう。
このブログでも以前「インターネットはとても便利です。でもクルマと同じ。ルールを守らないと大変なことになってしまいます」という言葉を引用しました。交通法規を守らず道路を車を走らせたら、また道路を歩いたらどうなるでしょう。また、先日裁判の判決がニュースになった、わざとクルマを追突させて２人を死亡させた事件のように、自ら凶器と化すこともあります。
Winnyについては、最初は興味本位で使い始めて、いろいろなものが手に入るので面白くなってしまうのでしょうか。しかし、ここにはいくつもの問題があります。
1. Winnyでダウンロードしたファイルの著作権は？
2. Winnyでダウンロードしたファイルは安全？ウイルスに感染してないと言い切れるの？
3. ウイルスに感染するとWinnyでパソコンの中のファイルがインターネットに流出しちゃうよ。流出したファイルは取り戻せないよ。
1.について、インターネットが普及して誰でも手軽に情報発信ができるようになりましたが、著作権を無視してはいけません。著作権のあるもの(写真とか楽曲とか動画とか)をWinnyにアップロードするのはもってのほか。ほかにも自分のホームページやブログに掲載するのもNGです。
2.について、どこの誰がアップロードしたかわからないファイルを開いて大丈夫でしょうか？ウイルス対策ソフトが入っていても新種ウイルスには対応できません。動画ファイルに見えて実はウイルス付きの実行ファイルという偽装も充分ありえます。
3.について、パソコンの中にはメールあり写真あり、家で仕事の続きをする人は業務にかかわるファイルあり。いずれも自分だけの問題ではありません。メールをやりとりしている人、写真に写っている人、そして自社の情報や取引先の情報…しかも流出してしまうともうそれらは取り戻せません。
自分の身を守るためにも、ルールを守ってインターネットを利用しましょう。