半月ほど前から、リビングのエアコンの効きが悪くなりました。
これまでは、リモコンでの表示温度が、設定温度か、設定温度-1℃になっていたのが、室外温度-3℃くらいまでしか効きませんでした。
診断コードの表示方法を知っていたので確認してみると、「F90」でした。ナショナル(現パナソニック)の機種ですので、「急速冷房・暖房時、それらを制御する制御基板の故障時」となり、症状と合致します
元々、追加料金なしで5年保証が付く某家電量販店で購入していたのですが、この機種は6年経過していました。ところが、運よく10年保証対象機種でしたので、無償で室外機の基板交換となりました。
ところが、症状は変わらず、診断コードも「F90」のまま。量販店からメーカーにバトンタッチとなり、本日、メーカーのサービスの方が来ました。
結局のところ、内部の汚れによる風量不足が原因とのことでした。ここでいくつかの事実が判明しました。
まず、量販店のサービスの質です。もっとも、多数のメーカーの機種を扱うわけですから、責めるのも申し訳ないですが…
(1) 量販店の最初のサービスの方が、診断コードを確認し、基板を手配しました。その際、「リモコンの『本体リセット』で本体をリセットすると、一時的にエラーが解消されて効くようになります。4回異常を検出するとまた急速冷房が効かなくなります」との説明でしたが、実際にはコード「F90」ではその対処は効かないようです。
(2) 量販店の修理に来たサービスの方が、「電源抜き差しで診断コードは消去されます」とのことでしたが、修理完了してサービスの方が帰った後に確認すると「F90」が表示されました。メーカーサービスの方によると、電源抜き差しでは消去されず、消去の操作が必要とのこと。
(2)のこともあるし、そもそも効きが変わっていないので、直ってないと思ってしまったわけです。
メーカーのサービスの方に素朴な疑問を聞いてみました。
「これまで使ったエアコンは、15年位使ったものもありますが、一度も清掃サービスを受けたことがなくても効いてましたが?」
サービスの方は、よく聞かれますと言う表情で、「最近のエアコンは過去のものより埃などに弱くなっていて、お掃除機能が付いていたりしても、フィルタを通り抜けた埃が詰まったりして、効きが悪くなりやすい」そうです。
省エネのために設計が繊細になっているのでしょうか。
清掃サービスは、メーカーだと25,000円程とのこと。量販店では14,700円(お掃除機能がない機種ですと12,600円が基本とのこと)。
ここで凪パパのDIY魂がまた揺さぶられました。
ホームセンターで売っているエアコン清浄スプレーだと、埃が固まるだけで効果がないことは体験済みですので、思い切って自動車用のパーツクリーナーを1本半程、熱交換器のフィンとシロッコファンに思い切り吹き付けました。そして、フィンはさらにそれを流す意味(があるか不明ですが)で、エアコン清浄スプレーを吹き付けました。シロッコファンに吹き付けたら汚れが滴り落ちてとんでもないことになるので、それは今回はパス。
フィンはともかく、ファンは大量の黒い埃の塊がポロポロと落ちてきました。さらにエアコンを運転させてファンが回るとさらに黒い塊が吹き出しました。
現在、リモコンの表示温度は設定温度と同じになっています。効果あり?[:チョキ:]
診断コードは、ネットで検索して消去方法を調べて消去しました。正常を示す「H00」が表示されます。
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