中国最大手のWindows“作者”が逮捕された
海賊版Windowsの作者が逮捕されたわけですが、中国のニュースサイトでも「中国PCユーザーの味方が逮捕されたことに対する不満を示している。」そうです。
結局のところ、中国の国民性として、著作権のような知的財産権といったものは無関心というか、「コピーできるものをコピーして何が悪い」ってことですね。物を盗むのは悪いということは一応わかっているようなのですが、目に見える「物」でない技術や意匠などは盗んでもいいと思っているようです。
中国国外大手企業の製品の偽物を造って売りさばくし、品質が悪いから故障するわけですがその苦情は真似された元の企業に殺到するし。
ソフトウェアにしても、同じ物が安く買える、またはネットでタダで手に入るのになぜ高い金出して買わなければいけないのかということのようです。
PCメーカーもWindowsのプリインストールには消極的で、PCショップは堂々と海賊版Windowsをインストールして販売しています。
企業も、そして中国政府も、中国経済の成長を優先しているのか、知的財産権の保護には極めて消極的のようです。
こんな国がこのまま成長していったら国際経済は滅茶苦茶になります。
世界レベルで経済制裁などを考えなければならない状況になってくるのではないでしょうか。
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