今日の夕方のニュースで、戸隠蕎麦をテーマに、笊の生産が追い付かないという話題を取り上げていました。
人気があるから生産が追い付かない…のであれば明るい話題と言えるのですが、現実は人材不足。儲からないから後継者が育たないということです。
これは他のものにも当てはまりますね。
生産者がその労力に見合った収入を得られるのであればこのようなことはある程度防げるはずです。
実際には、小売店→卸→生産者と無理なコスト削減を要求するため、末端の生産者は不利益を被ります。
そして、生産者不足により結局より品薄になっていくという悪循環。
消費者がもう少し、「少しぐらい高くても品質の良いものを」という意識を持てば、世の中がうまく回りだすのではと思います。
もっとも、その基盤となるべき政府の経済政策が消費者を無視していますから、難しそうです。
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