馬鹿の集団…相撲協会

理事選、無記名は名ばかり…立会人チェック
私は、両親や学校で、人様を馬鹿だの阿呆だの罵ってはいけないと教えられ、守ってきたが、相撲協会の連中は「馬鹿」としかいいようがない。
貴乃花親方のやり方については意見が分かれるところであろうが、浮動票を防ぐために厚顔無恥な「投票用紙を事前に見せてから投票箱に投じる」無記名投票を実施するとは、馬鹿以外の何ものでもあるまい。
貴乃花親方は「改革」の旗印の下、一門を離脱して立候補した。理事長を始めとした、「伝統を重んじる」という大義名分の下で「改革」に及び腰だった連中は、ぬるま湯に浸かっていたいが為に、このような馬鹿げた手段に及んだ。
正直、公正な無記名投票でも貴乃花親方の勝算は厳しいものがあったと思われる。多くの親方衆はぬるま湯から上がりたくないために理事長や一門の考えに追随するであろうと予想していた。それでもなお貴乃花親方が勝利するようであれば、まだまだ相撲協会も捨てたものではないと考えられる…と思っていたところであったが、こんなことでは、「改革」も何もあったものではない。
いっそのこと、外部からの投票は実現が難しいとしても、全力士が投票できるようにするなど、透明性を高めていかないと、相撲協会、ひいては大相撲そのものの将来は暗いと言わざるをえまい。