凪パパの職場では、メールはMicrosoft Outlook on the web(以下、OWA)を利用しています。
凪パパは仕事の都合上、毎朝、社内インフラ機器等から大量のメールがきています。そのほとんどは正常を示すメールで、メールの件名を見るだけでわかります。ですので、毎朝、振り分けられたフォルダ毎に件名を確認して「すべて既読にする」をクリックしていました。この時、未読が20件以内ですと確認なしですべて既読になり、未読が20件を超える時は未読件数が表示された確認ダイアログが表示されていました。
ところが、昨日から仕様が変わったようで、「すべて既読にする」をクリックすると、未読メール数でなくフォルダ内全メール数をカウントするように変わったらしく、例えば未読が2件しかなくてもフォルダの全メールをカウントして「1234件のアイテムを開封済みにする」といった確認ダイアログが表示されます。
今回の件は困ることではないのですが、SaaS(サービスをクラウド提供)の場合はサービス提供側の都合で仕様が変えられるのを実質防げません。今回のように突然変わることもありますし、良くても事前告知があるくらいです。利用者側に選択の余地がないことが多いです。自社構築であれば利用中のソフトウェアの新バージョンアップが公開されても更新履歴を確認して、バージョンアップするかしないかは自社都合で判断できますし、また、バージョンアップするにしてもカスタマイズできる場合もあります。
今回の件は実害はないですが、さまざまなサービスのクラウド化が進んでいる現状ではなかなか難しい問題です。
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