凪パパ宅では、何年も前から、ためていたお風呂の水が少しずつ抜けることがあるというトラブルに悩まされていました。
この家に入居するときにリフォームして浴槽も交換しているので27年前のワンプッシュ水栓です。ボタンを押しても水が多くたまっていると水圧に負けているのか排水栓が開かず、また、水が少なければ開くのですが閉じることができず閉じるときは排水栓を手または足で押すしかありませんでした。こういうこともあったので、ワンプッシュ水栓の機構の問題で水が少しずつ抜けていると思い込んでしました。
この症状、常に発生するわけではなく、何かの拍子に直ったりしていました。
浴槽には型番などを示すシールは既に劣化で剥がれていてありませんでしたが、記憶でVBR1200というのを覚えていたのでそこから調べると、INAXの浴槽と判明。現在はLIXILですのでサポートに問い合わせると、古いもののパーツの在庫があったとのことで修理しました。
ボタンできちんと排水栓が開閉するようになりました…が、水が抜ける症状は直らず。LIXILのサポートも、水が抜けるのが直るかはわからないと言っていました。
排水口回りを改めて観察すると、排水口の金属部分が若干ですが傾いて微妙に隙間があるようです。この隙間を埋めているパッキンか何かが、水圧に負けて水が漏れてしまっていたのでしょう。排水口の外周をとりあえずUVレジンで埋めたら水漏れはなくなりました。UVレジンですと柔軟性があまりないので、シリコンシーリングを買ってきてさらにその上から埋めました。本当はUVレジンを除去してからシリコンシーリングをと思っていたのですが、除去が難しかったのでそのまま上塗りしました。排水の邪魔にならないように、忘れずにならしておきました。
これでまた当分安心してお風呂を利用できます。
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